newsペリクルってなに?

6月に入り梅雨明けが待ち遠しくむしむしとした時期が続きますね、前回ホワイトニングの種類についてお話させていただきましたがホワイトニングをしてどのように歯が白くなるのかご存じでしょうか?
それにはペリクルという存在が関係していきますのでご説明させていただきます🦷✨

ペリクルとは

歯の表面を覆う無色透明の薄い膜のことで、着色を防ぎ細菌から歯を守ってくれる役割をしています。ホワイトニングの薬剤にはペリクルの構造を一時的に脱灰させる成分が含まれており、このペリクルを脱灰させたエナメル質にホワイトニングの漂白剤が浸透しホワイトニングの効果を出していきます。
このペリクルの再生には約24~48時間かかります、ホワイトニング直後の歯はペリクルの構造が脱灰しているため実は着色がしやすい状態です。
その間に喫煙や着色しやすい飲食物(カレー・ワイン・コーヒー・大豆製品など)を摂取してしまうとせっかく白くした歯が再び着色がしてしまうため注意が必要です!

 

ペリクルが再生される間は歯が敏感な状態になっているので、個人差がありますが歯がしみやすくなります。 ペリクルの再生をより強く
しホワイトニングをしながら歯を丈夫にするペーストがございますのでご紹介させてさせていただきます!

 

MIペースト

MIペーストには豊富なミネラル(カルシウム、リン)や口腔内環境の中和作用と緩衝作用をもつCPP-ACP(リカルデント)が含まれており、フッ素とは違う角度から虫歯を予防する口腔ケア用品です。このリカルデントにはさまざまな効果があります!

知覚過敏症状の方に
歯にミネラルを補給することで、歯の強化とともに知覚過敏症状の緩和につながります。

②虫歯になりやすい人
虫歯になりやすい人の口腔内環境は「酸性に傾きやすいこと」が一つの要因です。MIペーストは口腔内環境を中和する効果が高いので、酸性に傾いた口腔内を中性に戻す作用があります。酸性の時間が長いほど虫歯リスクが高まるので、虫歯を予防するためにはこのバランスを保つことが非常に大切です。

歯列矯正中の人に
ミネラルによってエナメル質を強化して、歯垢(プラーク)を予防し矯正治療中に虫歯になりにくくする効果があります。インビザラインをはじめとするアライナー(マウスピース)矯正では、マウスピースにMIペーストを入れることで歯を動かしながらも効果的にミネラルを補給できます。

 

 

〜使用方法〜

歯磨きをした後に歯ブラシにMIペーストを約1cm出し歯面全体に行き渡るように塗布します。
(指で塗布していただいてもかまいません)

塗布後3分間は唾液も吐き出さずにそのままにしておきます。
唾液と共に口腔内に保持される時間が長ければ長いほど効果が高くなります!
3分過ぎたら唾液を軽く吐き出した後30分間はなるべく飲食を控えていただき、
30分後に少量のお水でうがいをして下さい。 チューブ1本で約130回以上使用することができます!

※MIペーストには、牛乳由来成分含まれています。牛乳や乳製品のアレルギーの方は使用できませんのでご注意ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ホワイトニング後も歯の色味は必ず後戻りはしていきます、もちろん歯医者でのクリーニングなども大切ですがやはり一番大切なのはセルフケアです。コーヒーや赤ワインなどの色素が強い飲み物を避けたり、歯磨きはホワイトニング用の歯磨き粉を使用するなどが効果的です。ホワイトニングが気になる方・ご相談があればいつでもご連絡お待ちしております✨

 

画像提供元・使用方法:株式会社ジーシー

 

 

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