newsインプラントってどんな治療方法?

12月に入り寒さがどんどん増してきましたね⛄今年も残り1ヶ月を切りました!
前回は歯がなくなった場合、その部分を補う方法について3つの方法をご説明させていただきました。今回はその中でインプラントの治療の流れについてご説明させていただきます。

 

当院でのインプラント治療の流れ

〇抜歯

インプラントを行う予定の部位にまだ歯が残っている場合、その歯を抜歯してから約3~4ヶ月の間、周りの骨の治癒を待ちます。

 

〇CT撮影・シミュレーション

CTを撮影し、インプラントを埋入予定している部位の骨の高さ、幅、質を調べます。同時に光学印象と呼ばれるお口のスキャンをし、CTのデータと合わせてインプラントの埋入位置、サイズ、治療オプションを綿密にシミュレーションします。

その後、シミュレーションした通りの場所にインプラントを埋入するために「サージカルガイド」というものを作成しますがこのガイドについては次回のブログでまた詳しくご説明させていただきます!

 

〇手術

手術は通常2回に分けて行います。1回目の手術は歯茎を切開し顎の骨にインプラント本体を埋入し、埋入後はインプラント本体が身体の骨に馴染むまで2~3ヶ月程度待つ必要があるため、切開した歯茎はもとの位置に戻して縫合します。
2回目の手術はヒーリングアバットメントと呼ばれる低い土台をインプラント本体に取り付ける処置を行います。

インプラントの手術の際に顎の骨が足りない場合や強い歯茎が少ない場合などは手術の際に骨を増やしたり、歯茎を移植する処置を追加でおこないます。


〇被せの型取り・装着

ヒーリングアバットメントと周りの歯茎が馴染んでから(通常3週間~1ヶ月程度かかります)、上部構造(上のかぶせ物)の作製を行います。上部構造は当院ではジルコニアと呼ばれる硬いセラミックの一種で作製しております。上部構造が入るとインプラント治療は終了となります。

 

メインテナンス

インプラント治療が終了してからもメインテナンスは重要です。インプラントも正しいセルフケアとメインテナンスができていないと他のご自身の歯と同様歯周病にかかりますので、治療したインプラントを長持ちさせるためにはぜひメインテナンスは継続するようにしましょう。

 

まとめ

インプラントの治療方法を少しでも知っていだだけたでしょうか。今回は一般的なインプラントの治療の流れについて説明させていただきましたが、インプラント治療には他にも様々な治療方法がございますので

「歯を抜くことになった、もしくは今歯がない部分の治療方法で悩んでおられる方」「入れ歯だけどかみにくくて困っておられる方」ご自身では分からない事がたくさんあると思いますので、ぜひ気軽にご連絡・ご相談ください!

 

関連記事

2025.01.30

見た目だけじゃない!ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いって何?
大人でも遅くない!矯正をするメリット!インビザラインについて

2025.01.20

大人でも遅くない!矯正をするメリット!インビザラインについて

2025.01.09

不正咬合の種類について

2025.01.01

新年のご挨拶