newsメインテナンスって行かなきゃダメ?
こんにちは☀11月に入り、だんだん冬らしくなってきましたね。
数回に分けて、歯周病とはどのようなものかお伝えしておりましたが、今回は定期的な歯のメインテナンスの大切さや、補助器具を用いたセルフケアの大切さについてお話させていただきます。
皆様は、メインテナンスとはどのようなことをするかご存じですか?当院でのメインテナンスはどのようなことをするのか説明させていただきます。
当院で行うメインテナンス
〇口腔内検査
歯周病の精密な検査を行い、新たな歯石の付着の程度や歯ぐきの炎症を確認します。
〇TBI(ブラッシング指導)
染め出し液で磨き残しをチェックし、患者様のお口に合った磨き方をお伝えしていきます。歯間ブラシ(IDB)やデンタルフロスなどの補助器具の選択とその使用方法を再度指導させていただきます。
〇スケーリング(歯石除去)
ご自宅でのセルフケアが十分に行き届いていても、3~4ヶ月程度経つと少量の歯石が付着してきます。その歯石を、専用のスケーラーと呼ばれる器具で取り除いていきます。
〇クリーニング(PMTC)
電動のブラシと、ペーストを使って歯の表面を綺麗にし、歯ブラシでは落とせない汚れを取っていきます。歯の表面を綺麗にすることで、歯垢(プラーク)の付きにくい歯にしていきます。
メインテナンスが大切な理由
ではどうして歯科医院でのメインテナンスが大切なのでしょうか。メインテナンスを行うメリットには以下のものがございます。
・虫歯、歯周病の発症が予防できる
・歯周病の進行を緩やかにすることができる
・早期発見、早期治療を行うことができる
・時間軸で経過を診ることで治療するべき状態か判断できる
メインテナンスを継続して行うことで虫歯や歯周病を防ぐことは結果として歯医者さんにかかる時間や費用を減らすことができ、そして何よりご自身のお口の健康を維持することができます。
お口の健康はお身体の健康にも直結しますので歯科医院でお口のメインテナンスを行うとことは非常に大切であるといえます。
それでは歯科医院でのメインテナンスのみ行っていれば問題ないのでしょうか・・・・
答えは残念ながらそうではありません。メインテナンスと同様に大切なのがご自宅での正しいセルフケアです。メインテナンスの内容の説明の中で、補助用具の歯間ブラシ(IDB)やデンタルフロス(糸ようじ)という言葉が出てきましたがどういったものかご存じでしょうか?今回は補助器具の中でも特に重要なIDBについて詳しく説明いたします!
歯間ブラシ(IDB)とは?
IDBとは、インター・デンタル・ブラシの略称であり、歯間部に残った歯垢を効率よく取り除く歯間部掃除具のことです。
歯間部清掃には歯間ブラシだけでなく、糸ようじ(デンタルフロス)も効果的です。歯間ブラシやデンタルフロスには様々な種類や形、糸の種類があり、用途や患者様のお口に合わせて使い分けていきます。
歯ブラシのみの歯垢の除去率と、歯ブラシと歯間ブラシを使った場合の歯垢除去率には大きな差があることが、立証されています。
(図:https://www.lion-dent-health.or.jp/labo/article/tool/04-1/参照)
一生懸命歯磨きをしても、歯と歯の間には磨き残しがあります。虫歯や歯周病を効率よく予防していくには、メインテナンスで行うケアだけでなく患者様ご自身のセルフケアが大切です。
歯間部の広さや、歯肉の状態、前歯、奥歯などの歯の位置によって、最適な道具を選んだり、使い分けたりしていきます。
自身では歯間ブラシの選び方がよくわからない、、、使ったことがなくて使い方がわからない、、、という方でも大丈夫です!
メインテナンスのブラッシング指導の際に、患者様ひとりひとりに合った道具のサイズや形、使い方を指導していき、患者様のモチベーションや自分のお口に対しての関心が高まるように努めています♪
まとめ
メインテナンスの大切さ、補助器具を用いたセルフケアの大切さを知っていただけたでしょうか?
歯が痛くなったり、お口に違和感を感じたりしてから歯医者に
行っても、虫歯や歯周病は進行してしまっています!
虫歯や歯周病を早期発見・早期治療できるよう、定期的に歯医者に行きましょう。
また、歯医者でのメインテナンスだけでなくご自身でのセルフケアもとても大切です。
当院ではたくさんのIDBやデンタルフロスなどの補助器具を取り扱っていますので、
ぜひ一度、当院のメンテナンスにお越しくださいませ。