インプラント治療や歯科矯正治療に悩まれている方の、いまいち踏ん切りがつかない理由に挙げられるものの一つとして「金額」があります。インプラント治療や歯科矯正治療など、決して安価ではありません。しかし、それに見合うだけの価値があります。
もし、インプラント治療や歯科矯正治療などを行いたいけれど支払いが…と悩まれているのなら、ローンや分割払いなどを選択肢に入れられてはいかがでしょうか？
支払い方法は歯科医院ごとに異なります。ここでは、当院の支払い方法をご紹介していきます。

分割払いやデンタルローンで無理なく最善の治療が受けられます

歯の治療は、「保険診療」と「自由診療」の二種類に分けられています。
保険診療は、虫歯や神経の治療、悪くなった歯を抜くなど、基本的に「病気を治す」処置がそれにあたります。健康保険に加入していれば治療費の大部分を国が負担してくれるので、患者様が窓口で支払う金額は、実際の治療費の一部（1〜3割程度）です。
一方自由診療とは、保険診療では使用することのできない上質な材料を用いた精度の高い治療や、医療目的ではなく審美性改善目的とする場合の治療全般を指します。
先にお話ししたインプラント治療や歯科矯正治療は自由診療です。自由診療の金額設定は歯科医院ごとで異なり、かかる治療費は全てご自身で支払う必要がございます。
そのため、いざ治療を行おうにも、金銭面に不安を感じられる方は少なくありません。患者様のそんな不安を少しでも解消できるように、当院では複数のお支払い方法をご用意しております。

当院分割支払い方法について

＊当院オリジナルの分割支払い
＊デンタルローン

の2つをお選びいただけます。

当院オリジナルの分割支払い

メリット

１．金利ゼロ！

頭金は金額に応じて頂いておりますが、金利が発生致しません。
そのため、支払い総額を抑えることができます。最大2年間での分割払いを選択可能です。

▶ 分割支払い表

２．デンタルローンのような審査が不要

デンタルローンの場合、「一定以上の収入があること」が条件となるため、学生の方や主婦の方は連帯保証人が必要になるケースがあります。
（ローン会社によって審査の基準は異なるので、学生や主婦の方であっても、パートやアルバイトで一定の収入がある場合には審査が通るケースもあります。）
対して、当院オリジナルの分割払いは医院で分割払いをしていただく方法なので、そうした審査はありません。学生さんや専業主婦の方も利用しやすい支払い方法といえますが、未成年者や学生さんの場合、保護者の方の署名をいただいております。

分割支払い例

【例1】
・18歳大学生（ジルコニアセラミッククラウン）
▶治療費用　132,000円
▶治療期間　1～2か月
▶ 頭金　なし
▶分割回数　2回　
▶ 月々　66,000円×2回（手数料なし）

【例2】
・21歳女性（インビザライン ）
▶治療費用　770,000円
▶治療期間　2年
▶ 頭金　200,000円
▶分割回数　24回　
▶ 月々　1回目24,900円・2回目以降23,700円×23回（手数料なし）

【例3】
・45歳男性（ インプラント　3本治療を受けた場合）
▶治療費用　1,320,000円
▶治療期間　6ヵ月～1年
▶ 頭金　320,000円
▶分割回数　12回　
▶ 月々　1回目83,700円・2回目以降83,300円×11回（手数料なし）

デメリット

１．頭金がお支払い金額の応じて必要

当院の分割支払い表の通り、総費用の金額に応じて頭金を頂いております。頭金がある1回目のお支払いは、頭金と分割1回目の費用が発生します。

２．窓口でのお支払いが必要

医院オリジナルの分割お支払いのため、毎月の自動決済には対応しておりません。医院へ来院いただき窓口にてお支払いが必要となります。

デンタルローン

メリット

１．歯科治療限定なので一般的なローンより金利が低く、頭金が不要

月々3,000円から最大で120回の分割払いが可能なデンタル医療専用ローン『ペイライトプラス』を取り扱っております。月々の支払い金額を少なく済ませたい方が、よくご利用されています。
デンタルローンとは歯科治療費専用のローンで、歯科医院と提携している信販会社が患者様に代わって歯科医院に治療費を立替払いし、患者様は信販会社に決められた額の金額を毎月支払っていきます。クレジットカードやカードローンでも立替払いはできますが、以下のような違いがあります。

▶ デンタルローン、カードローン、クレジットカードの違い（比較表）

２．分割回数が自由に選択できる（最大120回）

医院の分割支払いに比べ、月々3,000円から最大120回まで分割回数を選ぶことができます。また一部繰り上げ返済も可能です。

３．オンライン自動決済なのでお支払いの手間が省くことができる

ネット環境があれば、スマートフォン以外のパソコンやタブレット端末でも決済可能です。支払いシュミレーションもできます。

デンタルローンのお支払例

【例1】
・21歳女性（インビザライン）
▶治療費用　770,000円
▶インビザライン実質金利　3.2%
▶支払い回数（年）　54回払い(5年)
▶月々の支払　1回目16,927円・2回目以降15,300円
▶支払い総額：827,827円（内手数料：57,827円）

【例2】
・45歳男性（インプラント　3本治療を受けた場合）
▶治療費用　1,320,000円
▶通常実質金利　3.9%
▶支払い回数（年）　120回払い(10年)
▶月々の支払　1回目13,444円・2回目以降13,300円
▶支払い総額　1,596,144円（内手数料：276,144円）

デメリット

１．低金利ながら、金利は発生します

現金一括支払い、クレジットカード一括払いと違い、分割してお支払いいただくのでどうしても金利が発生してしまいます。

２．ローンを組むには審査が必要

●審査を通過する最低条件
最近ではデンタルローンの利用を検討される方が増えていますが、残念ながらどなたでも利用可能なわけではありません。ローンを組むには、審査を通過する必要があります。
審査通過の最低条件として、

安定した収入があること
他社からの借入が多くないこと
過去に金融事故を起こしていないこと
などが挙げられます。

安定した収入とは年収250万円以上が目安ともされていますが、数字だけではなく、勤続年数が一年以上など「安定した収入が得られる状態かどうか」という部分も審査対象になるようです。年収が250万円に満たなくても、借入希望金額によっては、上場企業に務めていたり勤続年数が長かったりすることで審査が通るケースもあります。

また、他社からの借入が多いと返済困難であるとみなされてしまったり、過去に組んだローンでトラブルがあると信用情報から返済能力がないと判断されてしまったりすることがあります。「無理なく返済可能かどうか」という部分が重視されるようです。

しかし、これらの情報はあくまでも目安です。条件を満たしていなくても審査に通る可能性はあり、また、その逆もあります。審査基準は公開されていないため、「これなら絶対大丈夫」と明言できるわけではありません。
大前提として言えることは、「書類の虚偽記載をしないこと」です。特に勤務先に関する虚偽は必ず発覚します。見つかると不正申し込みとみなされ、その時の審査が通らないだけではなく、その後二度と申請できなくなることもありますのでお気をつけください。

●学生や専業主婦(夫)の方、パート・アルバイトの方は審査が通りにくい？

デンタルローンはカードローンやクレジットカードに比べて審査が厳しいと言われています。「安定した収入がある」ことが条件であるために、非正規雇用で継続性が乏しいパートやアルバイト、無収入の学生や専業主婦(夫)では審査に通りづらいといった状況があります。
また、デンタルローンの契約条件は「20歳以上」と指定されているため、19才以下は契約できません。
もし、ご自身が学生や専業主婦(夫)、パート・アルバイトなどでデンタルローンを組みたい場合には、安定した収入のある保護者やパートナーの名義で契約する方が確実といえます。

３．オンライン決済のため、インターネットを通じて行ってもらう必要がある

紙面での取り扱いがないため、ネット環境がない場所での決済が出来かねます。

いかがでしたでしょうか。治療費のお支払い方法には、いくつか選択肢があります。ご自身に合った方法をお選びいただくことで、お支払いに関してのご不安を解消できるかもしれません。
一括払いは不安…と思われる方は、ぜひ一度ご相談ください。

詳しい治療費についてと医療費控除については下のリンクから参照ください。