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DECAY虫歯治療について

削る量を最小限に抑えた虫歯治療

削る量を最小限に抑えた虫歯治療

私たちの身体を構成する皮膚、筋肉、骨は常に新しいものに作り変えられています。けがをして大きく損傷しても、数ヶ月後には元通りになっていることでしょう。けれども、「歯」は例外です。虫歯治療で削った歯は、自然に再生することはなく、削れば削るほど、その寿命も縮まります。

そこで当院では、虫歯菌に侵された部分だけを削り、健全な歯質は可能な限り残すよう努めております。拡大鏡を活用した精密な切削処置で、患者さまのかけがえのないし歯質をお守りします。

痛みの少ない「麻酔」を追求

虫歯治療に伴う痛みの大半は、麻酔が効くまでの処置にあります。麻酔針を刺し、薬液を注入するプロセスに配慮することで、麻酔による痛みをゼロに近付けることが可能です。

針を刺す時の痛みを軽減する「表面麻酔」
麻酔処置で、最も鋭い痛みが生じるのは、歯茎に麻酔針を刺入する時です。鋭い器具が口腔粘膜に突き刺さるため、相応の痛みが生じて当然ですが、表面麻酔を事前に作用させることで、その痛みは緩和できます。ジェル状の薬剤を歯茎に塗布し、5分ほど待機すると感覚が麻痺します。鋭い麻酔針を刺しても、痛みを感じにくくなります
注射針は極細(33G)のタイプを使用
注射する針は、細ければ細いほど、刺入時の痛みを軽減できます。当院では、歯科医院で使われている最も細い「33G」の針を採用しております。
薬液を一定の速度で注入できる「電動麻酔器」
電動麻酔器を用いれば、薬液の注入速度が一定になります。周囲組織の刺激や圧迫が抑えられ、痛みも少なくなります。ちなみに、麻酔処置中に強い痛みが生じるのは、注入速度にムラがあるからです。

虫歯の原因

虫歯の原因

歯質

エナメル質の石灰化度は、虫歯のリスクを大きく左右します。フッ素によって石灰化を促すことで、酸性刺激への抵抗力を高められます。

糖質

虫歯菌のエサとなるのは糖質です。糖質の摂取量が多くなるほど、虫歯のリスクも上昇します。

細菌

歯垢や歯石は細菌の温床となります。虫歯は細菌感染症の一種であり、お口の中が不潔になると、細菌が増え、その活動が活発化し、歯を溶かすようになります。

時間

虫歯は上の3つの原因+時間によって発症する病気です。お口の中が一時的に汚くなっても、その都度、口腔ケアをきちんと行っていれば、虫歯の発症を止めることができます。1日1回は、プラークフリーな状態を作るよう心がけましょう。

進行度に応じて変わる虫歯の症状

※表は左右にスクロールして確認することができます。

初期の虫歯(CO)
エナメル質の虫歯(C1)
象牙質の虫歯(C2)
神経まで侵された虫歯(C3)
神経が死んで歯冠が崩壊した虫歯(C4)
初期の虫歯(CO)
エナメル質の虫歯(C1)
象牙質の虫歯(C2)
神経まで侵された虫歯(C3)
神経が死んで歯冠が崩壊した虫歯(C4)
発生して間もない虫歯です。歯の表面に穴は開いておらず、白いシミが認められます。フッ素を塗布して再石灰化を促すことで、虫歯の進行を止められます。 歯の表面に、比較的浅い穴が開いている虫歯です。エナメル質には神経が分布していないので、痛みを感じることはありませんが、時々、冷たいものがしみることがあります。 虫歯の穴が比較的深くなった状態です。象牙質が着色、黒ずんで見えます。冷たいものや甘い物を食べた時にしみるようになります。 歯の神経や血管で構成された歯髄(しずい)にまで感染が広がった虫歯です。食事の時の時だけでなく、安静時にもジンジン、ズキズキと痛むようになります。 神経が死んでいるので、痛みは消失します。歯冠はボロボロに崩壊し、患歯で食べ物を噛むことができなくなります。ここまで進行すると、根管治療を行わなければ治せません。